あんこ講義vol.01

こんにちは!

株式会社茜丸代表取締役の北條竜太郎です。
この度は、あんこレシピ.COMを御覧頂いてありがとうございます。
あんこは、私どものような専門メーカー外の方にはあまり馴染みのない素材で、その特性・種類・利用方法については十分に知ってはいただいていないと思います。あんこレシピ.COMは、とても便利なあんこという製品の使い方や、プロユーザーの皆様のみならずお菓子作りが好きな方、あんこのお菓子に興味がある方に素美味しいレシピをご提案するサイトです。

あんことひとことで言っても、茜丸ではその数47種類。容量違いも併せると、倍近くの種類になります。なぜこんなにもたくさんのあんこの種類があるのか?なぜ茜丸のあんこには、こんなに多様な豆類を使用するのでしょうか?

その理由は、あんこという素材の「素直さ」…です。
あんこは幅の広い原材料との相性がよく、風味をつけることの容易な素材だからです。
あずきを使った粒あん、こしあん、白手亡を使った白あん、えんどう豆の緑あざやかなうぐいすあんなどが、一般的ではありますが茜丸では・・・

  • ほくほくかぼちゃあん
  • こんがり焼きいもあん
  • 鳴門金時スイートポテトあん
  • 南州紫いもあん
  • 焙煎黒ごまあん
  • 生姜辛味あん
  • 深煎り珈琲あん
  • 芳ばしきなこあん
  • 栗きんとんあん
  • 粒入り栗きんとんあん
  • 香味ゆずあん
  • 生ミルクあん
  • 初恋りんごレモンあん
  • 紀州梅あん
  • うぐいすあん
  • 京宇治抹茶あん
  • 狭山煎茶あん
  • ほんのり苺あん
  • 春色さくらあん
  • 新緑よもぎあん
  • 夏みかんあん(果肉入り)
  • 涼味ずんだあん

というように、季節商品だけでも22種類ものラインアップがあります。

多分、夏みかんのあんこやきなこのあんこと聞いてウェー!っと顔をしかめた方もいらっしゃるのでは?と思います。

また、どうやって使うのだろうか・・・とクビを傾げたパン屋さんもいらっしゃるかと思います。

でも考えてみてください。きなこをや夏みかんの風味をパンや菓子に載せようと思うとかなり面倒・・・ではないでしょうか。例えばきなこのような粉体物ですと、生地になじみにくくとても製造が難しいのではないでしょうか。また、例えばかぼちゃのパンを作るとして、生のかぼちゃを蒸かしたり似たりしてペースト状にするというのは大変な重労働ではないでしょうか。

あんこは包あんだけにつかうのではありません。きなこやコーヒー、フルーツの風味のするペーストとしてご利用ください。生地に練り込んだり、塗ったり、クリームなど異素材と割ったり・・・様々な利用の方法がある便利な素材です。

あんこレシピ.COMではできるだけ、包あんにこだわらずユニークで他店様他社様と差別化できるレシピをご紹介させていただきます。